2010年05月15日

第一回 セリフの研究3、セリフと人物性実践ワーク69




(第七話 エーデルワイス(1))

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美女崎華恋は白が好きだった。

だから、白い花を唄ったあの歌
エーデルワイスが好きだった。

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先日、義太郎にかかってきた涼からの電話。

しかし、義太郎はそこにいなかったため
出たのは転介だった。

転介は涼に、
「電話を切らずにそのまま
 聞いていてくれ」
と頼まれた。

そして涼は義太郎に対する伝言を頼んだ。
「お前の正義を貫け」
と。

転介は意味が分からなかった。

その後、涼が誰かを部屋に招き入れた。
声でその誰かが華恋であることに気付いた涼は
嫉妬した。

転介は華恋に好意を持っていたのだ。

しかし、電話の向こうから聞こえてくる
まるで悪魔の旋律のような出来事は
転介の嫉妬を、静かに、そして確実に
恐怖へと変えていった……。

華恋は電話の向こうで涼を殺したのだ。


posted by lilac at 18:00| シナリオ創作演習T | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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