2010年07月21日

アウトレイジ奥菜恵



Sちゃんとは知り合って10ヶ月くらいになる。
彼女は俺が通ってる大学の学生だ。

気がつけば3ヶ月くらい会っていなかったSちゃん。

そんなSちゃんと、今日、久しぶりに会ったのだが……

はじめ、お昼に会う予定だった。

それまで俺はいま新文芸座でやっている
黒沢明特集上映を観ていた。
(ここ最近ずっと、そればっかりだ)

しかし、黒沢は本来苦手だし
前日あまりよく眠れなかったため
なんと上映作、2作とも眠ってしまい
まったく観られなかった汗

今日はS集団の日だが
それまでまだ時間があるので、もう一周観て
補いたかったが
なにぶん、Sちゃんとの約束があるので仕方なく
映画館を後にした。

すると、Sちゃんからメールが着た。

「ごめんっ!○○(俺)君っ!

 お茶するの、シナリオのスクール終わってからでも

 いいかなっ?」


もう、見た瞬間
心の中でアウトレイジ状態になった。

「ぶち殺すぞこの野郎!」
バン!バン!バン!

みたいな。

もっと前に言ってくれりゃぁ
映画館出てこなかったのにっ!

「いいよ。
 大丈夫。
 場所、新宿でもいいかな?」


しかし、チキン星人な俺はそんなことそのまま送信できるはずもなく
こんな返信をした。

「いいよ。
 じゃぁ、新宿で9時ね」

と返信が来て、細かい待ち合わせ場所を決めて
メールは終わった。


そして、Sセンの教室で授業開始を待っている頃
またSちゃんからメールが来る……

なんか、待ち合わせ前のメールって
嫌な予感するんだよね。
キャンセルの予感とか……。

「後生ですっ!○○(俺)君っ!
 
 待ち合わせ場所、B駅にしてもらってもいいかなっ!汗」


後生ですって……汗
昼ドラかよ……汗
小暮様?汗

……って
ぶち殺すぞこの野郎っ!
B駅って、
お前のマンションのすぐそばの駅じゃねーーかっ!!

新宿までそう遠くないんだから、
せめて新宿まで出て来いよっ!
そこまで行かせんなよっ!!!


と、もうほんと、アウトレイジ状態再び!


「うん。
 いいよー

 分かった、行くね」


……気のいい返事を書いてしまう駄目な俺。



もー、何でもいいやっ。


いいや、いいやっ!

開きなおって、
シナリオの授業を受け終え
目的地B駅へ……


そこで……ものすごい光景を、俺は見た。


いや、ね、Sちゃんっていうとね
顔立ちはけっこう美人なんだけど
意外と地味なとこあって
まん丸めがねで、ちびまるこちゃんの、たまちゃんみたいな
雰囲気してたこともあったりして
そんな子なんですよ……


それがね、なんか……

えええええええええ!?!?!?!?!?!?!?


奥菜恵そっくりの
俺のもろなタイプの女の子に
大変身していたんよ汗
(今日はコンタクトっ!)


俺と目が合うと、なにやら一歩、二歩後ずさる。

……?


どうしたの?

と、声をかけると


「いやぁ……こんな格好のまま
 出てきてしまって、恥ずかしい」


と。
普段着らしい。

部屋着らしい。


黄色いTシャツの上に、
カーキーのエプロンっぽいデザインの
エプロンよりもっと紐が細いやつ。
そんなの着てるんだけど
これがまた、メチャクチャ似合う。

「しかも、化粧してないし……」


け、化粧してない方が、いいっ!

タイプだっ!!!

奥菜恵そっくりだっ!!!!!!!!



その後二人で向かい合って食事したけど
今日はなんだか、ちょっと(いやかなり)ウキウキしたなぁ。

今までずっと会っていた人に、急に恋したっていうか

まさかSちゃんがこんなに奥菜恵似の
可愛い高2の女の子みたいな素顔してるとは……


ここらへんの旨、全部伝えたら

今度、デートしてくれるそうです。
その服装、その髪型、すっぴんで!



やった!!












 





posted by lilac at 01:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月18日

モスキート + 「意外な犯人」の工夫

(注意:『ブラッディマンディ2』『SP』の内容が書かれています)


あーあ……

『魔弾の射手』の中のブレインのような印象を受けるくせに
他のメンバーと比べ
何か特技のような強いインパクトを感じさせず
ひたすらじっとりと無気味に地味だったあの男は

コードネームのモスキート(蚊)に相応しく
全くどうでもいいような理由で一瞬にして幕引きとなってしまった……

あのキャラクター結構好きだったのになぁ……


というか、「スパイダーとは誰だ?」という
推理小説で言うフーダニットのような謎賭けが
一つのテーマだった先週。

そのヒントは「ファルコンの身近な人間」

フーダニットにおける意外な犯人って
推理小説の世界では、もう出し尽くされたって言われている。

どこぞのポーの動物が犯人とか
どこぞのアガサの記述者が犯人とか、容疑者全員が犯人とか
どこぞのユキトの「僕はヴァン・ダインです」とか。

いろいろな工夫が出し尽くされたとかなんとか。

今回の犯人、というかスパイダーは
倉田女医だったわけだ。

フーダニットではよく、噛ませ犬のごとく、
別の人間に疑いを向けさせるが
前々回の予告では萩原と南海さんに対して
疑いを向けさせようとしていたな。
つまりミスディレクション。

そして前回のストーリーの流れでは
容疑は南海さんと倉田女医に絞られるように仕向け
ファルコンが南海さんを疑ったことで
視聴者の疑いを南海に向けさせ
(いや、この展開では多くの人は南海は白だと思うだろうが)
結局、倉田女医がスパイダーでした、という結末。

これはうまい!というべきか?
やりすぎだ!つまらない!と非難すべきか?


倉田女医をスパイダーとしたこの設定の上手いところは
視聴者に対して
「スパイダーはファルコンの身近な人間だ」
と言っておいたことだ。

このドラマにおいて倉田女医とファルコンは前回より前には
一度も対面していない。

つまり、「スパイダーはファルコンの身近な人間だ」という条件から
推測すると、真っ先に除外されるのは倉田女医だ。

ここでファルコンが
「ああ!倉田さん!お久しぶりです!」
なんてやらかしたら、視聴者は激怒だろう。
この二人が知り合いだったことは、知らされていないのだから。

エラリー・クイーンに言わせれば
読者への挑戦を挿入するには
早すぎたということだろう。

しかし、このドラマ、なかなかスレスレの線だ。


どうもスパイダーが倉田だと明かされた以来の倉田は
自分がずっと前からファルコンを知っていたようなことを
言い始める。

「英雄の子」とファルコンを称することからは
ファルコンの父を知っている関係と考えられるが。

つまり、視聴者に見えざる線(関係)が、
スパイダーは誰か?
という謎賭け以前に存在していたことにはなる。

は、なる、が

別に本格派推理小説の犯人宛ではない。
本格派推理小説の犯人宛のような演出、なだけだ。

ここで文句をいう人は少ないだろう。


逆に、視聴者は
「この倉田という人間は、自分達が知っていた単なる女医ではない。
 しかもファルコンをずっと知っていたらしい。
 
 では……」

そう。視聴者の中にわだかまる気持ちは
次回予告の最初に、ファルコンが代弁して叫んでくれる。


「あんた、誰なんだよ!」



と。


最近、こういうフーダニットっぽい演出で
フェアとアンフェアのギリギリな境目をいくもの、あるよなぁ。

「確かに意外な犯人でした、しかしどこかフェアじゃない
 でもまぁ、許せる範囲か」

みたいな。




でももっと意外だったのはドラマ『SP』のラストだ。

ラストの衝撃とはまさにこれ。


こ、こいつが黒だったのか!!!


と、びっくりさせられた。


問題は「なぜか?」だ。



答えは簡単。




ドラマ『SP』はラストシーンを見るまでは
視聴者はフーダニットを意識しないからだ。


常に敵役のテロリストの姿は明確だし
黒幕の存在もにおわない。

つまり、提示されない犯人ほど、探せないものはない。


犯人探しの無い小説ですよ、と騙せば
読者は犯人探しをしない。
いや、できるはずもない。


これはものすごーーーーーく反則技だが
これも『ブラッディマンディ2』と同じく
別に本格派推理小説ではないだけに
視聴者は意外性に驚くだけで
アンフェアだとは思わない。


つまり、本格派推理小説ではない、ということを逆手に
意外な犯人を突きつける作品が、
実は存在するということなのかもしれない。



いや・・・・これ、ドラマ分析とかじゃなく
日記のつもりで書いたけど・・・・
口調も(文体)砕けてるし・・・

だけどなんか、分析になってるな。少し・・・。


でも、日記なので面倒だし
書き直しはしないぜよ。

これでいいぜよね?
坂本君?







posted by lilac at 02:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月02日

「頑張る」という倒錯、4



精神科医であり、精神分析家であった土居健郎は
癌におかされてもなお、学会に出向き
発表をしようとしました。

さすがに土居先生のお弟子さんたちは
それを止めましたが
そのとき、土居先生はお弟子さんに
こう言ったそうです。

「癌を治すために生きてるんじゃない!
 生きるために癌を治すんだっ!」


土居先生のそのお弟子さん、というのが
私が受けていた授業の先生なのですが
(以下彼を「先生」、土居先生を「土居先生」とします)

彼はその時、土居先生に漢(おとこ)を感じた!
と感激していました(笑)

posted by lilac at 18:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。